僕が生涯断酒を決意した理由 〜家族と未来のために〜

僕は今、生涯断酒を胸に刻み、日々を過ごしています。

それは「健康のため」といった表面的な理由ではなく、家族、お金、時間、そして自分自身の人生を守るための覚悟です。

ちなみに、この記事を書いている現在の断酒歴は220日目です。

生涯断酒を決意した理由

僕が、生涯断酒を決意した理由を説明いたします。

子供と妻(家族)のため

酒をやめれば、深夜に酔って帰宅して家族の寝顔を見るだけの夜はなくなります。

休日も二日酔いでベッドから出られない、頭が痛いから遊びに行けない。そんな無駄な時間はゼロになります。

シラフで迎える朝は、子供の笑い声がダイレクトに心に届きます。

「おはよう」と笑顔で言える自分がいる。

何気ない遊びや散歩、食卓での会話。

その一つひとつが、酒をやめたからこそ濁らずに残る宝物。

以前の僕は、家族と過ごす時間を酒のついでにしていたんだと思います。

今は、家族と過ごす時間が何より楽しい。

お金のため(住宅ローン・養育費)

毎日の缶ビール数本、週末の外飲み、時々の高いボトル。合計すると月数万円。

年間で数十万円、10年で数百万円になります。

そのお金を、住宅ローンの繰上げ返済や、子供の教育資金、投資資金に充てたらどうでしょう。

酒は飲んだら消えて終わりですが、家族に使ったお金は形として残ります。

「酒をやめる=節約」ではなく、「酒をやめる=未来への投資」と考えられるようになりました。 

この意識の変化は、断酒を続ける大きな力になっています。

酒でお金が消えて無くならない生活は最高です。

時間のため(家族の時間)

酒を飲む時間は、確実に家族の時間を削ります。

仕事終わりに飲み屋で3〜4時間、その後帰っても酔って会話にならない。

休日の昼間飲みは、その日の予定を全部潰す。

酒をやめると、時間の質も量も一気に変わります。

子供と遊ぶ時間、妻とゆっくり話す時間、自分の趣味に使える時間。

どれも酒ありきの生活では手に入りません。

さらに、シラフで過ごす時間は記憶にも鮮明に残ります。

飲んでいた頃は「昨日の夜、何を話したっけ?」なんてことがよくありましたが、今は大切な会話をしっかり覚えていられる。

これこそ、時間を取り戻すということだと実感しています。

そして、こうしてシラフで文章を書ける時間と脳も酒を辞めたおかで。

自分自身のため(健康・若々しさ)

酒を断ってまず変わるのは、顔つきです。

むくみが取れ、目の充血が減り、肌の色も明るくなります。

周りから「若返った?」と言われることも珍しくありません。

体重の管理もしやすくなります。

酒は高カロリーなうえ、食欲を異常に増進させます。

断酒すれば自然と夜中のラーメンや締めの炭水化物も不要になります。

集中力とメンタルの安定も、酒をやめた大きな効果です。

飲酒中は気分の波が激しく、イライラや無気力が増えがちですが、シラフだと穏やかに物事を考えられる。

結果的に仕事のパフォーマンスも上がり、自分への自信も取り戻せます。

健康診断の数値も改善します。

肝臓の数値はもちろん、血圧や中性脂肪も下がり、まさに体の内側からリセットされていく感覚です。

大事なお金を払って、自ら不健康・病気になっていく行為なんて、人生の罰ゲームではないですか。

実は3年間近く断酒していた過去がある

実は僕、初めての断酒は2年10ヶ月も続いていました。

その時は「意志の力」だけで頑張っていましたが、正直に言えば、常に心のどこかで「いつかまた酒が飲める」と思っていたんです。

そして、その日が来てしまった。

子供が生まれ、周囲から祝ってもらった飲み会で、気が緩み、たった一杯から再飲酒。

気づけばまた酒に依存し、元の生活に逆戻り。

この時、僕は思いました。

「やっぱり、自分は酒に勝てないのか…」と。

仕事が終わると、まず頭に浮かぶのは「今日は何を飲もうか」。

休日は昼間からランチを口実に一杯。

家族での外出や旅行でも、酒がないと楽しめない。

夕飯の時も酒がなければ落ち着かない。

気がつけば、また全てが酒ありきの人生に逆戻りしてました。

予定も行動も、楽しみさえも酒がセット。

たった一杯の再飲酒で、いつどこで、酒にありつけるか、何していても酒の事を考える生活になってしまったんです。

「断酒していた頃のあの自由さは、どこへ行ってしまったんだろう…」と、ふと我に返る瞬間もありましたが、その頃にはもう完全に酒のループに戻っていたのです。

再び断酒できたきっかけは1冊の本だった

酒をもう一度辞めたくて、本当に悩んでいました。

そんな僕を救ったのが、アレン・カーの『禁酒セラピー』でした。

それまでの僕は、「酒は我慢してやめるもの」だと信じていました。

でも、この本は真逆のことを教えてくれます。

酒をやめるのに意志の力は必要ない。

酒に支配された、誤解をしている自分の脳の洗脳を解いてあげればいいだけ。

むしろ、酒を「失う」感覚ではなく、「手放して自由になる」感覚を持つことが重要。

本の内容は、まさに目からウロコ。

「酒が人生を豊かにしてくれる」という思い込みが、いかに錯覚だったのかを、論理的かつ優しく解きほぐしてくれます。

今まで誰も教えてくれなかった酒の真の正体を、この本が教えてくれました。

一度ハマったらやめるのが本当に難しい。酒の真の正体とは、、、。

それは、アレンカーが教えてくれます。

『禁酒セラピー』の高評価レビューから見える共通点

Amazonレビューや読者の感想を調べると、共通してこんな声が多いです。

  • 「我慢じゃなくて、自然と飲みたくなくなった」
  • 「読み終えた瞬間から酒が不要になった」
  • 「もう一生飲まないという気持ちがワクワクする」

これは単なる自己啓発本ではありません。

本を読み終える頃には、酒をやめることが“義務”から“喜び”に変わっている。

その感覚を味わったとき、僕も「あ、これでもう大丈夫だ」と確信しました。

注意。必ず個人差はあります。本当に酒を辞めたいと心から思っていなければ、この本の効果はないと思います。

断酒は「戦い」ではなく「解放」

僕は今、断酒7ヶ月目。

でも正直、今は「酒をやめて〇日」「自由を手に入れてから〇日」なんて数えることに、あまり意味を感じていない。

最初はカウントすることで、断酒何日達成したと、

自分を奮い立たせたり、自信をつけたりしていましたが、ある時気づいたんです。

「もう、これは特別な挑戦じゃなくて、当たり前の生活なんだ」と。

呼吸の回数を数えないように、断酒の日数も数えなくなってきた。

それは忘れたからじゃなくて、もう日常の一部になったから。

僕の人生・生活に酒がない事が当たり前だから。

大事なのは数字じゃなく、今日もシラフで気持ちよく生きてるって事実だけ。

それだけで十分だと思っているので、断酒日数を数えるのは意味は無いのかなぁと思ってます。

酒をやめることで得られるのは、健康やお金だけではありません。

何より、酒に支配されない人生が手に入る。

まさに、解放です。

これから断酒を目指す人へ

もし今、酒をやめたいけどやめられないと悩んでいるなら、まずは『禁酒セラピー』を読んでみてほしい。

僕のように、意志の力だけで何年も頑張っても、ちょっとしたきっかけで再飲酒してしまうことがあります。

それは、酒の本質を知らずに我慢だけで辞めるからです。

この本は違う。

酒をやめるではなく、やめたくなる状態に導いてくれる。

酒に洗脳された脳を正常に戻してくれる効果があると僕は信じています。

現に、僕は7ヶ月断酒しています。

酒を飲みたいとは一切思いません。

もう飲みたくないに気持ちが完全に変わります。

僕はこれからも、子供の笑顔、妻との時間、自分の未来のために、生涯断酒を続けます。

酒に奪われた時間より、酒をやめてからの時間の方が、圧倒的に輝いているから。

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