「酒を飲めない人は損をしているのか?」
これは、飲まない人にとって永遠のテーマのように感じられる問い。
実際、コロナ真っ只中の時期に野村訓市さんのラジオ番組で、リスナーが訓市さんへ投げかけた質問です。
その答えに対して、野村さんは「それは分からないけれど、自分の友人で何十億も稼いで世界中を飛び回っている人は、一滴も酒を飲まない」と紹介していた事を思い出した。
このエピソードは、僕自身が断酒を続けている今だからこそ、心に響く言葉。
なぜなら「酒を飲めなくても人生を楽しめる」ことを、自分の体験を通して実感しているから。

酒を飲まないことで得られるもの
断酒を続けていると、最初は「みんなと一緒に飲めない寂しさ」を感じることもありました。
しかし、時間が経つにつれて、それはむしろ「得をしている」と気づきます。
健康面でのアドバンテージ
翌日の二日酔いもなければ、肝臓への負担も少ない。
体のコンディションが安定し、毎日の生活に集中できる。
経済的なゆとり
お酒に使っていた金額を投資に回すことができる。
僕の場合は断酒で貯めたお金で株の売買に回しており、これが将来的に良い方向にいくと信じています。
時間のゆとり
飲み会で夜遅くまで付き合う必要もなく、自分や家族の時間に充てられます。
結果的に生活全体が豊かになりました。
酒がなくても楽しめる人生
「酒を飲めないのは損だ」という考え方は、飲むことを前提とした価値観にすぎない。
僕は断酒を始めて8ヶ月が経ちますが、むしろ世界はクリアに見え、日々の小さな幸せに敏感になりました。
美味い飯を食べること、家族と笑い合うこと、趣味に没頭すること。
どれも酒を必要とせず、むしろ酒がない方が鮮明に楽しめる。
野村訓市の言葉と、僕の断酒体験
野村訓市さんが紹介した「酒を一滴も飲まない億万長者の友人」の話。
これは単なる例え話ではなく、酒の有無が人生の豊かさを決めるものではないという象徴的なエピソードだと思います。
僕は「飲まないからこそ得られるもの」を自分の生活の中で、これからも証明していきます。
人生を酒に左右されず、自分次第でどこまでも楽しくできる。そう確信している。
まとめ
酒を飲まない人生は決して損ではない。
むしろ健康、時間、お金、そして家族との絆という大きな得をもたらしてくれる。
「酒を飲まない奴は損をしているのか?」という問いに、僕自身の答えはシンプル。
損どころか、酒を飲まない人生は想像以上に豊かで楽しい。
最後に:酒を飲む人を否定しない。飲みたい人は飲めばいいと思う。
お酒を楽しむ人にはその時間の価値があるし、僕には断酒を続けることで得られる日々の豊かさがある。
どちらが正しいとか間違っているとかではなく、それぞれの生き方があっていい。
大切なのは「自分がどう生きたいか」を選び取ることだと思う。