フランス軍M-64ジャケットとは、無骨さと機能美を兼ね備えた名作
1960年代に採用されたフランス軍の名作ジャケット「M-64」。
無骨なミリタリーデザインと機能性を両立した一着で、名作なのに価格が安いという最高のヴィンテージアイテムです。
特に近年では、ヴィンテージミリタリージャケットが高騰する中、フランス軍のm64ジャケットは今も手に入れやすい価格のおすすめジャケットです。現代のファッションシーンにもフィットするアイテムではないでしょうか。

M-64ジャケットの特徴と魅力

- 頑丈なコットンサテン素材
- ミリタリー特有の4ポケット構造(上部は縦ジップ)
- 肩のエポレット(今回はカット済み)
- 内部のガスフラップ(こちらもカスタムで取り外し)
- 裾のドローコードとウエストシェイプ(ドローコード抜いてます)
- 無骨だけどモダン
- 何処となくバブアーっぽさがある
- 価格が安い
特に僕の個体は、1965年製・COVETRA社製という希少性。
サイズ108Cといった小柄な自分でも着用できる条件が揃っています。
「COVETRA MERVILLE 1965」とは?

COVETRA(コヴェトラ)は、当時フランス軍の衣料を製造していた官給品メーカーのひとつです。
MERVILLE(メルヴィル)**はフランス北部の町の名前で、COVETRA社の工場所在地を示しています。
1965年製というのは、M-64ジャケットの中でも比較的初期のモデルである証です。
初期型ならではの生地の風合いが段違い。
• くったりとした洗いのかかった表情
• 縫製・ステッチの太さやボタンの個体差
• 経年変化によるフェード感とパッカリングの美しさ
サイズ108Cの着用レビュー|M64のサイズ感は?

身長170cm・体重56kg
- トップス:M-64ジャケット
- パンツ:UNIQLO
- 靴:Redwing
コーデのポイント
• ジャケットを主役に据えたシンプル構成
• オーバーシルエットではないので、大人っぽくまとまる
足元をredwingにしてバイク乗りスタイルに。襟を立ててボタンで止める事ができる為、バイク乗りにも便利です。
わりとbarbour感覚でも着用可能だと思います。ビデイルって感じですかね。
スーツの上に羽織ってもカッコいいし、春先にはボトムをハーフパンツにしてラフに着こなしてもいいかと思います。
身長170cm・体重56kgの細身体型。実際に着用してみた感想は以下の通りです。

- 肩幅・身幅に程よい余裕があり、アメリカ軍ほどの野暮ったさは無し。
- 着丈のバランスが非常に良い。この個体は身幅も広め。
- オーバーサイズではなく「ちょうどよくルーズ感」
わりと、サイズ108Cは日本人にはジャスト寄りなゴールデンサイズだと思います。
ビッグサイズに飽きてきたからちょうどいいサイズ感です。
購入店は高円寺militaria
行きつけの高円寺ヴィンテージショップ「militaria」で購入。
購入当時の価格は驚きの約1万円。
状態良好+マイサイズ+初期型タグ付きでこの価格はまさに掘り出し物。
高円寺のmilitariaは足を運ぶと必ず欲しいヴィンテージが見つかる名店。
フランス軍M-64ジャケットを買う前に知っておくべきこと

- サイズ表記は「108C」など独自規格。個体差ありの試着必須
- エポレットやガスフラップはカスタムすると着やすくなる
- オーバーサイズを狙いすぎない。ジャストよりが丁度いい
M64は一生モノのジャケットとして着れるかも?
デッドストックやミントコンディションの物を購入すれば育てがいのあるヴィンテージジャケットです。
近年アメリカ軍のジャングルファティーグなどが高騰し、買いづらくなっている今、代わりと言っては何ですがフランス軍のm64ジャケットを購入しても良いのではないでしょうか?
サイズ感さえ間違えなければ、一生は着れなくとも長く着れる1着だと思います。
気分で黒染めして色変えしてみるのもありかもです。
物を大事にする僕は、できるなら一生着たいなと思っています。
よくある疑問
Q. M-64のサイズ選びで迷ったらどうする?
→身長170cm前後であれば「108C」「104C」あたりがジャストめ。
大きすぎるとバランスを取るのが難しいため、着丈と肩幅を要チェック。
Q. 着れる季節は?
→夏以外の季節なら3シーズン着用可能です。春と秋はカットソーやシャツの上に。冬はインナー調整で着用可能です。
とにかくコスパ最高のヴィンテージミリタリージャケットなので高騰する前に手に入れてみては如何でしょうか。
ちなみに、このm64はコートも存在します。

