服好きじゃなくとも知る人は多い【アメリカ軍のMA-1フライトジャケット】
今回は、少しだけ希少であろう「アメリカ製・同色裏地(リバーシブル面もオリーブ)仕様のALPHA社製」のMA-1をご紹介します。
時代に流されない定番アウターなので1着持っていると便利なんですよ。
↓ちなみにブラックもカッコいいです。↓

MA-1の魅力

まずは、時代に流されない定番ミリタリーアウターという事。合わせやすく飽きのこない1着です。
- ブランド:Alpha Industries(アルファインダストリーズ)
- モデル:MA-1 フライトジャケット(MIL-J-8279)
- 生産国:MADE IN USA
- カラー:セージグリーン(裏地も珍しい同色のオリーブ
- 素材:シェル・ライニング:100%ナイロン/中綿:ポリエステル
- サイズ:XL
年代は浅く、1990年代後半~2000年代前半と推定。
「MIL-J-8279」表記
→ これはアメリカ空軍仕様のMA-1型番ですが、戦後の実物支給品ではなく、民間販売モデルにも使われています。
1990年代以降、Alphaは民間市場向けにこの表記を使い続けています。「MADE IN USA」「KNOXVILLE, TN」タグ
→ Alphaのアメリカ国内生産は、2000年代前半まで続いていました。それ以降は多くがアジア生産へ移行。裏地が同色(オリーブ)仕様
→ 裏地がオレンジではない個体は、ミリタリー色の強い民間モデルや別注ラインにみられ、90s後半〜2000年前後に一部生産されています。
とにかくシンプルな作り

作りは、とてもシンプルでボリュームあるアウターです。
ポケットは左右の裾部分に2つ。左二の腕部分あたりにコインポケット1つ(本来はタバコ入れらしい)
作りに無駄がない。

一般的なMA-1は裏地がレスキューオレンジです。
海での遭難時に裏返しに着て仲間に見つけてもらえるように明るいオレンジ色というわけです。
意外と裏返しに着てもかっこいいですよ。裏にもポケットが付くリバーシブルで楽しめる。

僕の個体は裏地も表と同じオリーブカラー。通常MA1にはウチポケットも付きますが、この個体には付きません。
ちなみに、内側が同色仕様は球数が少なく、玄人好みの渋いディテールとして評価されています。
まぁ、好みで購入するのが良いかと。
シルエットとサイズ感
シルエットは身幅が広く短丈。まさに現代のファッションにハマるシルエット。
サイズ選びは好みで、どう着たいのかで選べば良いかと思います。
体感的に古着のMA1は小さめかなぁと感じています。(個体差あり)
自分はオーバーで着たかったのでXLと大きめです。
真冬も中に厚手のニットやスウェット、フーディを着込んでも余裕を持たせる為、わざと大きめを購入しました。
ジャストで着たい方はSかMサイズを選びましょう。
Tシャツ1枚の上にジャストで着てもカッコいいですね。
MADE IN USA

現在は多くのモデルが海外生産に移行していますが、この一着は希少なアメリカ製。
丁寧な縫製と質感、ミリタリー特有のタフな素材感が魅力。
生産国に拘りたい方は、ぜひとも古着屋でアメリカ製の個体を購入してください。
現在生産されてるい現行物だと、野暮ったさが無くなってしまって何か違うなぁと感じてます。
やっぱミリタリーは野暮ったさが売りなので、当時物の古着がかっこいい。
ちなみに、僕の個体は軍で使用されていた物ではなく、民間用の物です。
MA1着用コーディネート紹介

- アウター:MA1
- ナイロンベスト:WAIPERで購入
- スウェット:古着 高円寺safari
- パンツ:古着のチャンピオン 高円寺safari
- スニーカー:VANS
スウェットパンツ+VANSでラフに。
高円寺safariで購入したネイビーのチャンピオンのスウェットパンツに、足元はVANSのオーセンティック。
王道のアメカジ古着コーデ。パンツの「CATONSVILLE」プリントがアクセントになってます。
この日は寒かったのでMA1の上にWAIPERで購入した中綿ベストを着ています。
ワークパンツとRedwingと合わせて

- スウェットパーカー:チャンピオン現行品
- パンツ:Redkapのワークパンツ
- 靴:Redwingのエンジニアブーツ
チャンピオンの黒フーディ+MA-1を重ね、ボトムはredkapのワークパンツ。
足元はブーツ合わせで大人のバイカースタイル。
全身ブラックにオリーブグリーンが映える。
子供とのお出かけにも活躍

ゆったりサイズなので、抱っこ紐で子どもを抱えても難なく羽織れる。
寒い駅構内でも体全体を包めて、親子で暖かく過ごせます。
子供抱えての脱着がすごくラクなのが◎

1歳未満の子供なら、MA1で包むこともできます。w
我が子も暖かいはず。真冬のMA1便利。
MA1のデメリットは?
- 真冬の防寒性はやや弱め
- 本格的な寒さの日はインナーダウンを挟むか、厚手ニットを仕込むのが◎
僕が感じるデメリットはこんなところでょうか。
あ、あともう一つ。デメリットになるのかは、その人次第ですが、わりと街ですれ違う人と被る事は多いかも。まぁ、そこは定番アウターである理由ですかね。
まとめ
僕は、ずっとこれからもMA1は永遠の定番冬アウターだと思っています。
流行りに流されず、ずっと着続けられるアウターではないでしょうか。
どんなスタイルにも合わせやすいので1着は持っておきたい1軍冬アウター。
軽いし脱着がラクなので小さなお子様がいる方にもオススメできます。
ヴィンテージだと値段が張るので、こだわりが無ければ現行物でも全然オーケー。
オリーブだけでなく、ブラックもカッコいいので好みで購入するか、両方購入するかはあなた次第です。
