高円寺の古着屋をふらっと回っていたら、まさかこんな一本に出会うとは思わなかった。
黒の太めボディに、縦に入る THE FENTON HOTEL の文字。
そして金具部分の シルバーアクセのような存在感。
古着って、狙ってない日に限って引き寄せる瞬間がある。
これは完全にそのパターン。
手に取った瞬間、「あ、持って帰るやつだ」と直感で決まった。
THE FENTON HOTEL サスペンダー

今回手に入れたのは アメリカのホテル名が入ったヴィンテージのワーク系サスペンダー。
文字のバランス、フォントのレトロ感、黒×白のコントラスト。
どこか昔のエレベーターガール、ホテルマン、もしくはショーボーイのユニフォームを連想させる雰囲気。
そしてこのサスペンダー、金具がめちゃくちゃ良い。
金具の魅力ポイント


- 彫りの入ったシルバーの模様がまるでアクセサリー
- 重厚感があって物として強い
- ブラックの帯との組み合わせで引き締まる
この“ちょっと装飾のある無骨さ”は、現行品には絶対出せない。
高円寺で惹き寄せられた

サスペンダーって「欲しい」と思って店に行くアイテムじゃない。
パンツのついででもないし、小物としてもニッチ。
ラックで揺れてる姿を見た瞬間に刺さった。
- 黒のスラックスが一瞬でドレスアップ
- ドレッシーすぎず“アメリカの古き良きホテル感”が出る
- 好みど真ん中のシルバー金具
- 夏でも冬でも使える万能さ
これが全部一気に重なって、「これは連れて帰れってことだな」と確信した。
古着の魅力は偶然が運んでくる一期一会。
このサスペンダーはまさにそれ。
実際にどうコーデする?

サスペンダーは、使いどころによって本気で化ける。
古着のスラックス × ドレスシューズ
これが最強。
黒のスラックスにサスペンダーを付けると、縦のラインが強調される。
そこにドレスシューズを合わせることで、古着なのにクラシックホテルマンみたいな雰囲気が出る。
でも重くならないのは、文字の白が抜け感を作ってくれるから。
白シャツ × 黒スラックス
一番ハマるアンニュイな組み合わせ。
ビシッとしすぎず、ヴィンテージの空気感を上手く残してくれる。
これ、僕のライフスタイルにも合いすぎてる。
Tシャツ × ワークパンツ
少し崩してストリート寄りに
特に無地T(白or黒)がいい。
刺繍がアクセントになるから地味にならない。
足元はコンバースで。
古着のサスペンダーにしかない魅力
サスペンダー自体は現行でも買えるけど、ヴィンテージは圧倒的に違う。
- 金具の彫りの深さ
- レトロさ
- 経年で少し色が抜けた黒
- 文字のかすれ具合
全部が新品にはない味。
しかも今回の THE FENTON HOTEL は、名前自体にストーリーを感じる。
ホテルの歴史なのか、ユニフォームなのか、プロモーション用なのか。
わからないからこそ、妄想できて楽しい。
これが古着の醍醐味。
まとめ:またひとつ相棒が増えた
正直、数千円の買い物だけど、満足感は桁違い。
「使い倒す」というより、「一緒に育てたい」タイプのアイテム。
家に帰って写真を撮ってみたら、想像以上に存在感があって、
これは本当に 出会ってしまった一本”だったなと再確認した。
これからスラックスコーデの主役としてガンガン使っていく。


