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秘密の古着屋で出会った90s “Phantom of the Opera” FRUIT OF THE LOOMのUSA製スウェットの魅力

とある街の小さな古着屋で見つけた90年代アメリカ製「The Phantom of the Opera」スウェット。

FRUIT OF THE LOOM製のラグラン仕様、USA製ボディ、そしてバックプリントの存在感。

デニムとコンバースで楽しむ、クラシックで大人の古着コーデ。

教えたくない秘密の古着屋で見つけた一枚

教えたくない古着屋で見つけた一枚

正直、このショップは誰にも教えたくない。

東京のとある街にある小さな穴場古着屋。

店内はアメリカの古着特有の匂いと、どこか懐かしいBGM。

その奥のラックに、さりげなく掛かっていたのがこの一枚でした。

黒ボディに白とブルーのプリント。

よく見ると、

The Phantom of the Opera(オペラ座の怪人) の文字。

このフォントのデザインにやられて購入しました。

価格は言いませんが、本当この古着屋は値段設定がビビるほど安い。

しかもUSA製の良いものが普通に置いてある。

だから教えたくない。

1990年代 FRUIT OF THE LOOM製 USAボディ

タグを見ると、懐かしい「FRUIT OF THE LOOM」のアメリカ国旗タグ。

50%コットン × 50%ポリエステルの定番ボディ。

このタグが使われていたのはおよそ1991〜1995年頃。

まさに90年代前半のアメリカ製スウェットを象徴するディテールです。

ラグランスリーブのシルエットに、厚すぎず柔らかい裏起毛。

今のリプロダクトでは出せない、くたっとした質感。

フロントには公式ロゴ、バックには劇中の名フレーズ。

OPEN UP YOUR MIND

LET YOUR FANTASIES UNWIND

『The Music of the Night』の一節で、

ファントムがクリスティーヌに語りかける有名なセリフ。

文字だけで世界観が伝わる、完璧なバックプリントです。

ヴィンテージらしいフェード感と存在感

プリントは自然なクラック(ひび割れ)が出ていて、

90年代当時のシルクスクリーン特有の風合いが残っています。

黒ボディの褪せ具合も絶妙で、

新品では絶対に再現できない“時間の質感”があります。

アートでも、服でも、

経年変化が味になるものってやっぱり良いですよね。

コーディネート提案:501×コンバースでクラシックに

この手のブラックスウェットは、

シンプルにスタイリングするのが一番。

  • ボトムス:Levi’s 501
  • スニーカー:コンバース オールスター
  • インナー:白Tを裾から少し覗かせる

この3点だけで完成します。

ディッキーズ874とVANSのオーセンティックでも相性抜群。

冬は上からダウンジャケットやMA-1を羽織っても雰囲気抜群です。

余計な装飾を足さないことで、

バックプリントのメッセージがより映える。

おわりに

古着は本当に「出会い」だと思ってます。

狙って探しても見つからないし、

何気なく入った店で一瞬の直感が働くことが、たくさんある。

このスウェットもまさにそんな一着。

僕の秘密の古着屋のラックに静かに掛かっていた宝物。

90年代の空気をそのまま纏ったような、特別な存在です。

古着って本当に楽しい。

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