映画『トワイライト』で世界的スターとなったクリステン・スチュワート。
彼女は女優としての評価はもちろん、普段のラフで自然体なファッションでも注目を集めています。
白Tに色落ちデニム、履き込んだVANS、黒のライダースジャケットやCarharttのワークジャケット。
どれもシンプルで誰もが持っているようなアイテムなのに、彼女が着ると無骨で色気がある。
ジェンダーを超えたそのスタイルは、古着好きやユニセックスファッションを楽しむ人にとって最高のお手本だと思います。
この記事では、クリステン・スチュワートの代表作映画を振り返りながら、彼女のファッションやヘアスタイルの魅力を語ってみます。
クリステン・スチュワートとは?
クリステン・スチュワート(Kristen Stewart)は1990年、アメリカ・ロサンゼルス生まれ。
子どもの頃から俳優として活動し、2008年の『トワイライト』シリーズで一気に世界的な人気を獲得しました。
その後もインディペンデント映画や大作に出演し、演技力の高さを評価されています。
近年は監督やプロデューサーとしての活動も広げ、カンヌ国際映画祭の審査員を務めるなど、映画界に欠かせない存在。
雰囲気・ルックスも最高にカッコいい。
主な出演映画と代表作
『トワイライト』シリーズ(2008〜2012)
クリステンを一躍スターにした代表作。人間の少女ベラと吸血鬼エドワードの恋愛を描いたファンタジー映画。
ベラ役の等身大の演技で、全世界の若者から絶大な支持を集めました。
『スノーホワイト』(2012)
白雪姫をモチーフにしたダークファンタジー。
クリステンは戦うヒロイン、スノーホワイトを演じ、アクションシーンにも挑戦。
従来の「か弱いお姫様像」を覆し、力強い女性像を体現しました。
『パーソナル・ショッパー』(2016)
パリを舞台に、セレブのスタイリスト兼ショッパーとして働く女性が、自分の存在意義と向き合うストーリー。
繊細で不安定な心理をリアルに演じ、カンヌ国際映画祭で高評価を受けた作品です。
『スペンサー ダイアナの決意』(2021)
ダイアナ妃を演じ、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた話題作。
王室の重圧に苦しみながらも自分らしく生きようとする姿を、鬼気迫る演技。
ファッション面でも、実際のダイアナ妃を彷彿とさせる衣装が話題。
『Love Lies Bleeding』(2024)
90年代アメリカを舞台にしたスリラー作品。
ボディビルをテーマに、欲望と暴力が交錯する世界観の中で、クリステンは主人公の恋人役を熱演。
汗と煙草の匂いが漂うような退廃的なムードの中で、ラフなTシャツやデニム姿が強烈な存在感を放ちます。
まさに彼女の「自然体ファッション」と「色気ある雰囲気」が映画の世界観に直結している作品です。
クリステン・スチュワートのファッションセンス
彼女のファッションを一言で表すなら、「シンプルなのに芯がある」。
最新のトレンドを追うのではなく、古着やベーシックアイテムを軸に、自分らしく着こなしているのが特徴です。
定番アイテム
- Levi’sなどのヴィンテージジーンズ
- シンプルな白Tシャツ
- VANSのオールドスクールやオーセンティック
- 黒のレザーライダースジャケット
- Carharttのワークジャケット
- サングラスやニットキャップ
これらは誰もが手に入れられるアイテムですが、彼女のように着ると普通がカッコいいになる。
そして、新品よりも着込んだ古着で馴染ませること、そして完璧に整えすぎないことです。
ヘアスタイルと雰囲気の魅力
クリステンの魅力を語る上で欠かせないのがヘアスタイル。
ロングからショート、ブリーチから黒髪まで自在に変化させながら、常に「気取らないラフさ」を貫いています。
近年はショートヘアやラフにかき上げた無造作なスタイルが多く、白Tやデニムと抜群にマッチ。
ジェルで後ろに流したウェットな質感も、彼女のアンニュイな表情と相まって色気を漂わせます。
さらに、姿勢や仕草からにじみ出る自然体の雰囲気が、シンプルなコーディネートを一気に映画のワンシーンに変えてしまう。
「服+髪型+雰囲気」が三位一体となってこそ、クリステン・スチュワートのスタイルは完成する。
ジェンダーレスな魅力
クリステンのファッションは、女性らしさ・男性らしさという枠を超えています。
ライダースにデニムという無骨な組み合わせでも、どこか繊細でセクシーに見える。
ユニセックスなアイテムを自然に着こなすスタンスは、僕のファッションに大きな影響を与えてくれます。
自分のスタイルに落とし込む方法
彼女のファッションを自分に取り入れるポイントは次の3つ。
1. ベーシックを極める
白T、デニム、スニーカー。この3つを揃えて徹底的に着回す。
2. 古着のワークブランドをミックス
CarharttやLevi’sなどのヴィンテージ感あるアイテムを合わせると、一気に彼女らしい無骨さが出る。
3. 小物とヘアでニュアンスを足す
サングラスやニットキャップを加え、髪をラフに作り込まずに仕上げることで抜け感を演出できる。
まとめ
クリステン・スチュワートの魅力は、映画での圧倒的な演技力だけでなく、日常に溶け込むような自然体のファッションにもあります。
- 白TとデニムにVANSを合わせる
- 古着のワークジャケットでリアルさをプラス
- ヘアスタイルと雰囲気をトータルで意識する
この3つを取り入れるだけでスタイルも「無骨で色気のある」ものに変わります。
『Love Lies Bleeding』で見せたように、シンプルな服でも雰囲気次第で特別になる。
そんな彼女のスタンスから、日常のコーディネートに生かせるヒントを学べます。