ジーンズの魅力って多くの人にとって色落ちとかの経年変化ですよね。
同じジーンズでも、穿く人が違えば全く違うジーンズに変わる。
自分が育てた世界に一本しかないジーンズに変化する。そこにロマンを感じる。
だからデニムが好き。
自分には20年以上付き合ってきた相棒がいる。
そいつと出会ったのは中学1年の頃。
色落ちしていないLevis501。ヴィンテージではなく、レギュラーと言われる1本。
ジーンズに興味を持ったキッカケ
自分は小学生の頃から音楽と映画が好きで、物心ついた中学時代には生意気にも洋画と洋楽が大好きでした。
そんな中学生時代に出会った2人の海外アーティストの影響で僕はジーンズに興味を持つようになります。
まず影響を受けた一人目のアーティストが俳優リバー・フェニックス。
若くして亡くなった彼ですが有名な出演作はやはりSTAND BY MEスタンドバイミー。
何度観ても飽きのこない名作です。
その映画の中の彼のファッション、無地の白いTシャツと色落ちをしたジーンズにハイカットのコンバース姿に一目で魅了されました。
そのスタイルは今観てもかっこいい。
そしてもう一人影響を受けたアーティストが90年代前半グランジロックとして大流行、
アメリカシアトルで誕生したNIRVANA(ニルヴァーナ)というバンドのヴォーカルのカート・コバーンです。
彼のグランジファッションが本当にかっこよくて、いつも真似をしていたこと覚えています。
特に私が影響を受けたスタイルがチェックのネルシャツにボロボロのジーンズ、コンバースジャックパーセルのスニーカースタイルです。
カートコバーンのファッションスタイルは今現在でも受けいれられていますし、彼のスタイルをテーマにするファッションブランドもたくさん存在します。
とにかく僕も彼らのようにかっこよくなりたい!!
そんな憧れがキッカケで人生初、自分でジーンズを購入します。
Levis501との出会い
13歳の冬。必死で貯めた札を握りしめ地元の古着屋へ。
もちろんお目当ては彼らのようなかっこいい色落ちジーンズ。
店員
MASA(中学時代)
店員
MASA(中学時代)
古着屋の店員から紹介されたジーンズは全く色落ちをしていない紺色のlevis501。
店員
MASA(中学時代)
まぁ、いいかと流されるまま購入した事を覚えています。
でも、それでも自分で金を貯めて買ったジーンズが嬉しくて嬉しくて学校から帰ると毎日のように穿いていました。`
遊びに行くにもバイトするにもジーンズ。
何年目かで膝が破れてリペアもしました。
そしてまた穿いて洗っての繰り返し。
約20年後、育てあげた501です。
ヒゲとかハチノスなんて特に何も気にせず穿きました。
全体的な雰囲気は好きです。メチャクチャカッコよくないですか?これレギュラーの501ですよ?
両膝は、着用中破れたので業者さんへリペアしてもらいました。このリペアした雰囲気とても気に入っています。
後ろの右ポッケも破れてしまったんですが、何となく、それがカッコいいかなと思ってそのままで。
今は穿いていないですが20年近く穿いて育てたので、もう捨てられない。
自分にとってのヴィンテージです。
自分はヴィンテージデニムとか年代知識は持ってないけど、デニムの魅力はわかります。
ジーンズ、デニムという生地はそいつを愛した分だけ、カッコ良くなって恩返ししてくれるそんなファッションアイテムなんですね。
さいごに
本当に良い服、長く愛せる服に愛情注いで着る事。そこに洋服の魅力を感じています。それがまさにデニムパンツ。ジーンズだと思っています。