富ヶ谷のヴィンテージショップ「Beruf(ベルーフ)」で出会った一枚。
フロントはシンプルな無地のポケットTシャツ、背面には大胆なファイヤートラックのプリント。
さらにボディはヴィンテージのHanes Fifty-Fifty
こうした要素が揃うと、コレクションとしてもファッションとしても価値のある一着だと思います。
このTシャツの年代背景、デザインの魅力、そして実際の相場感や値段価値を解説。
Hanes「Fifty-Fifty」タグの年代解説

タグには「Fifty-Fifty 50% Cotton 50% Polyester / Fabric Made in U.S.A / Sewn in Jamaica」と記載。
この仕様は 1980年代後半〜1990年代初頭 に見られるタグで、アメリカ製の生地をジャマイカで縫製していた過渡期の特徴です。
Fifty-Fiftyは着込むほどに柔らかさとトロみが出る素材感が魅力で、ヴィンテージ市場でも安定した人気があります。
フロント:無地のポケットT

フロントは潔いほどシンプル。左胸にポケットが付くことで、無地Tながらも存在感があります。
無地×ポケTはスタイリングを選ばず、幅広いシーンで使いやすいのが魅力です。
バック:ファイヤープリントの可愛さ

背中には大きく 「LOWER FREDERICK FIRE CO.」 のロゴと消防車のプリント。
鮮やかなブルーで描かれており、ローカル感と力強さが同居しています。
アメリカの消防団Tシャツは地域限定で作られることが多く、数も少ないため「一点モノ」に近い価値を持ちます。
ヴィンテージTシャツの値段価値
近年、ヴィンテージTシャツの市場は世界的に高騰中。
バンドTや映画Tだけでなく、こうした「ローカル消防団T」もじわじわと評価が上がっています。
- Hanes Fifty-Fiftyボディ × USA製タグ … 人気定番で常に需要がある
- 消防団モチーフ … コレクターが好むグラフィック系カテゴリ
- バックプリント大判 … 着用しても存在感抜群
実際の相場感としては、コンディション良好であれば 6,000円〜12,000円前後 が目安。
特にポケット付きフロント&USA製ボディという点を考慮すると、長期的に見ても価格が下がりにくいタイプだと思います。
「Beruf」のようなセレクトショップで出会った一点モノは、ストーリー性も加わり、金額以上の価値を持つといえます。
コーディネート例
アメカジ王道
パンツは501デニムと靴はコンバースオールスター。そしてキャップでラフに仕上げる。
ワーク&ミリタリーMIX
パンツはDickies 874、靴はレッドウィングブーツ。アウターにGジャンやMA-1を羽織って無骨に。
ミニマルスタイル
パンツにブラックスラックス × 靴にVANS オーセンティック。シルバーアクセでアクセント。
富ヶ谷「Beruf」の魅力
Berufは、定番古着からレア物までセンス良くセレクトされた隠れ名店ショップ。
アイテム一つひとつにストーリーを感じられるのが特徴です。
落ち着いた空間でゆっくり選べるので、ビギナーからコレクターまで楽しめます。
〒151-0063 東京都渋谷区富ケ谷1丁目14−12 倉持ビル 1F
まとめ
Hanes Fifty-Fifty製「Lower Frederick Fire Co.」ヴィンテージTシャツ は、
- 80s〜90sの希少タグと素材
- ポケT仕様でシンプル&使いやすい無地フロント
- 消防団モチーフの大胆なバックプリント
背景やストーリーをまとった「アメリカ文化の一部」を着る感覚。
だからこそ、今後も価値が残り続ける一枚だといえます。



